六然薬茶とは(飲み方とこだわり)

足りてる?巡ってる?

六然薬茶 ― 心と体の“めぐり”を整える、やさしい薬膳茶

当店の薬膳茶はすべて 7包入り です。

● 基本情報

  • 賞味期限:7カ月
     ※本来は約1年ほど大丈夫ですが、より安心して飲んでいただくために7カ月に設定しています。

  • 保存方法:
     直射日光を避け、湿気の少ない場所で保存してください。

● おいしい飲み方

  • 1包に対し、マグカップ約 200〜250ml のお湯を注ぎ、
    3分蒸らす としっかりと色と香りが出ます。

  • じっくり 5分蒸らす と、約 500ml(2杯分) 抽出できます。
    ※当店で販売しているティーポット「LiQ」の使用がおすすめです。

  • ティーポット使用時、茶材をティーバッグから出してもOKです。
    見た目も美しく、香りも立ちやすくなります。

  • 薬膳茶は基本的に HOT がおすすめですが、作り置きを冷蔵保存して飲むのも可能です。
    ※できれば 1〜2日以内 に飲みきってください。時間が経つと風味が劣化します。

  • 薬膳茶は「薬」ではなく、“食”の延長線上にある養生茶
    美味しく、無理なく続けられることが大切です。


六然薬茶とは

「六然薬茶(りくぜんやくちゃ)」は、
心と体のバランスを整え、毎日を穏やかに過ごすために生まれた薬膳茶です。

東洋医学の視点から、
体質・季節・気分 に合わせてブレンドしています。

ただの“健康茶”ではありません。
一日の中で自分と向き合うための “整える一杯”

足りないものを補い、滞った流れをめぐらせる時間―
その時間をあなたに届けたいという想いで作りました。

 


薬膳茶とは

薬膳茶は、中国では古くから「薬茶」として親しまれてきた養生文化のひとつです。
自然の恵みを活かし、体をやさしく整えていく飲みもの。

日々の暮らしの中で無理なく続けられ、
その日の体調や季節に合わせて選ぶことで、
からだの内側から少しずつバランスが整っていきます。


六然(りくぜん)という教え

「六然」とは、宋の時代の思想家・周敦頤(しゅうとんい)の言葉で、
人が心豊かに生きるための6つの姿勢を示しています。

  1. 自処超然 – 自分に執着せず、しなやかに。

  2. 処人藹然 – 他人にはいつも穏やかに。

  3. 有事斬然 – 事が起これば勇気をもって決断を。

  4. 無事澄然 – 何もない時こそ心を澄ませて。

  5. 得意澹然 – 順調な時も驕らず淡々と。

  6. 失意泰然 – 思い通りにいかぬ時も落ち着いて。

心が整えば、この「六然」の境地に近づいていける。
その願いを込めて、私たちはこのお茶に【六然薬茶】と名づけました。


デザインに込めた想い

六然薬茶のロゴは、開業当初から信頼しているデザイナーさんに制作していただいたものです。

  • 六角形は「六然」の“六”と、自然界の調和を象徴

  • 中央の渦は“めぐり”

  • 六角形の隙間は「不足を補い、過剰を手放す」心身の働き

この3つの要素で“循環”と“整う”イメージを表現しています。


ラベルデザインの世界観

テーマは、私たち夫婦が愛する 大正ロマン

和と洋が調和したモダンな世界観で、
ステンドグラスのように光に透け、美しい色彩が浮かび上がります。

各種類の色は、
体質・季節・気分 の違いを映したもの。

あなたの“今”に寄り添う、色と香りをお選びください。


六然薬茶からはじまる、整う時間

お茶を淹れるひとときは、
忙しい日常の中で唯一、自分に戻れる時間かもしれません。

湯気の香りに包まれながら、
「足りてる?」「巡ってる?」と静かに自問する。

その穏やかな習慣こそ、養生の第一歩です。


✦ 六然薬茶 – 足りてる?巡ってる? ✦

心と体を整える一杯が、あなたの毎日に寄り添います。